空に星を散りばめて ー中島健人くんの言葉たちー

 「心が叫びたがってるんだ」公開初日おめでとうございます。これを書き始めた今の時点でまだ見ていないのですが、健人くんが学生生活の最後の瞬間を捧げた大切な作品、とても楽しみです。

 宣伝期間中、さまざまな媒体に登場していた健人くん。早朝だろうが、深夜だろうが、どんなトンチキな台詞を要求されようが、全く揺らぐことの無い、心からの笑顔と産まれながらのその美しい造形。日頃メガネの下にゴルゴ13の眼差しを秘めて上司に食らいついている私は、なぜか己に対して軽く反省の念すら覚えました。

 恐らく、想像を絶する程の多忙を極めたであろうこの数か月。それでもずっと、彼は美しいビジュアルを保ち続けていました。監督や共演者の方の話を聞く限り、相当ハードな撮影だったにも関わらず。人間が一定の良いコンディションを常にキープするということは、ひょっとすると、美しい顔を持って産まれてくるのと同じくらいの奇跡なんじゃないかなあと思います。だって、きっと誰にだってあるよね、頑張っているぶん寝不足で顔が腫れちゃう日とか、クマがどうしても消えない日、笑顔に何だか力が入らない、そんな日。だからまずは、ずっと笑顔で、機嫌よく、健人くんが健人くんのかたちのままで多忙な時期を駆け抜けてくれたことに、本当にありがとう。

 そして、そんな神の顔面と同じくらいに私の心を射抜いたものがあります。それは、彼が発する言葉。この1ヶ月、雑誌やネットニュースのインタビューで健人くんの言葉に触れるたびに心が震えました。アラサーにはアラサーの楽しみ方があるので普段は年齢を気にしてはいないのですが、この時ばかりは、彼の言葉を浴びながら育つ健人くんより年下のファンが羨ましくなりました。「もっと若いときに健人くんに出会えていたら、人生が変わってたかもしれない」そんなことさえ思うほどに。きっと、健人くんはいつかのように「なりたい自分になるのに、遅すぎることはない」そう言い切ってくれるだろうけれど。

 

 前置きがずいぶん長くなりましたが、ここに「ここさけ」宣伝期間で印象的だった健人くんの言葉をまとめてみました。全てネット配信されている記事が出典なので、もしよかったらリンク元も是非合わせてお読みください。

 

 

 

―――「ちょっとした切り替えで全てが変わるんです」

  「踏み出せなかった一歩を無理矢理でもいいから踏み出せば、意外と世界が変わる。今日は一日中ニコニコしてみようと無理にやり過ごせば、目の前の景色が変わっていく。だから親に対しても、新しい自分にパッと切り替え、笑われてもいいからとアイドルの自分を演じました。まだ事務所に入ってもいなかったのに(笑)」

最初から「アイドル向きの明るい性格」だったわけでは無い、とは以前から発言されていましたが、中学生にしてこんな意図的な意識の切り替えを行っていたということを(少なくとも私は)初めて知りました。運命は自分で作るものだ、と本気で信じられるのもきっと、自分で道を切り開いたこの経験に裏打ちされたものなのでしょう。笑われようが、驚かれようが、自らのターニングポイントを自分自身で決めた健人くん。そしてそれを見守ったご両親(きっとさぞかし驚いたことでしょう…)。

中島健人が、中島健人を手に入れた日。健人くんが今までの人生で一番言い出しづらかったことを、言葉にして伝えた日。たった一日のその勇気が、今日までずっと続いて今の彼をかたちづくっているのだと思うと、私も今日一日だけ頑張ってみようと思えました。「ちょっとした切り替えで全てが変わる」、仕事がキツい時に思い出したくなる大好きな言葉です。

 

―――「ずっと猫背だった僕が急に背筋を伸ばすと周囲に“どうした!?”と思われますよね。その違和感こそが成功へのステップで」

「新しい役や自分を演じ続けると、いつの間にかそれが自然になっていく。そもそも人間って誰しも何かを演じて生きている。その役が一つ増えただけ。無理だと思ったら一つ前の自分に戻ればいい」

私を含め、自分を探している人間が大勢溢れているこのご時世に、ひとつの価値観を提示してくれてありがとう。「自分」はいくつあってもいい、「自分」はどんどん更新していいものなんだ、違和感こそ成長へのステップだ!と語る健人くん。もうこの一文だけで論文書けそう(哲学を専攻していた人間は大抵語りたがり)。「自分」はいつだって自分で選択できる、可能性はいつだって自分の内側にある、とても彼らしい言葉だなあと思います。

 

※流用元 

www.cinematoday.jp

 

 

 

 

―――大きな夢があれば、その場所に向かってずっと走り続けるから、その目標地点に辿り着くまでは絶対にブレることはないんです。たとえブレたとしても、それは成功へのプロセスに過ぎないし、その大きな夢が大きければ大きいほどブレることはありません。

あぁ、たどり着きたい場所が決まっているから、だからいつも迷いがなくてハッピーでいられるんだね。いつか、健人くんが辿りつきたいその場所を、私も一緒に見てみたいです。セクシーゾーンのオタクになれて幸せだ!

 

―――流れ星を見て、そのときにお祈りした人の願いごとが叶う確率って、実際、かなり高いんですよ。なぜかというと、願いを叶えたい人は、自分の脳の中で常にその願いを思い浮かべているので、何かチャンスがあればすぐにそれを掴みとる。願う瞬間の速度が速いから、夢を叶えられる確率がすごく高い。流れ星を見ると願いごとが叶うという定説は、間違いではないみたいです。

ありふれた定説ではあるけれど。健人くんがこの話を出してくれたことが嬉しいな。

 

※流用元

mdpr.jp

 

 

 

―――今では職業柄というのもありますが、高校時代も、古典の授業で昔の恋の話を扱ったりすると、それを題材に詩にしたりしていました。“いと愛し”と書いたりしましたが(笑)基本は現代語で、教科書の右端にそのときの気持ちや思いをつづった詩がいっぱい書いてあります。

お願いです。見せてくれその教科書。昔から感情を言葉にすることを惜しまなかったんだなぁ。

 

―――「僕の意識の中での本当の卒業式は、映画が公開される7月22日。劇場で僕の最高の卒業、そして第二の青春がスタートする姿を見ていただきたいです」

サミエル・ウルマンの青春の詩を思い出しました。ひょっとして、健人くんもこの詩が頭にあったのかなぁ(妄想でしかないけど)。歳を重ねただけでは人は老いない、夢を失った時にこそ、青春は終わる。

 

※流用元

www.cinematoday.jp

 

 

 

本人も王子様キャラを否定しているように、健人くんは意外とマイナスの感情も私たちに見せてくれています。悩みだって我慢だって戸惑いだってたくさんあるんだよ、と一生懸命おたくと同じ目線に降りてきて伝えようとしてくれている様に思えます。でも、彼のすごいところは、マイナスをマイナスのままでは絶対にこちらに届けないところ。「こんなことがあったけど、こうやって乗り越えたよ」「こう考えればハッピーなことだよね」と、いつも形は違えど一言を添えてくれているんです。健人くんの語る言葉はいつも、健人くんがもう乗り越えた壁。今現在進行形で悩んで辛いことがあったとしても、きっと心にそっと秘めているんだろうな。一生、勝手な想像でしかないけれど。

 

 いま輝いて見える星は、実はずっと遠いところで過去に燃えていた光。そんな恒星みたいな青年が、悩み、もがき、自分自身を燃やしながらも、確かに輝く学生生活を送った証。「心が叫びたがってるんだ」が、どうか多くの人の元へ届きますように。

 

そして、この映画が

いつか出会える未来の星に

熱い炎を灯していますように。

健人くん、公開初日おめでとう!